2019年10月3日(木)から6日(日)にかけて、今年も台湾でポケモンGOのイベント「Pokémon GO Safari Zone in New Taipei City」が台湾で開催されました。
昨年に続き今回も行ってきましたので、そのレポートをしたいと思います。
今年は台北でヘラクロス!
横浜イベントが終わって間もない8月の下旬に、今年も台湾でイベントが開催されるとの告知がありました。
しかも、今回の目玉は何とヘラクロス!
実は数ある海外限定の中でも、ヘラクロスは個人的に一番欲しいポケモンでした。
というのも、ヘラクロスは地域限定ポケモンの中でも攻撃力に優れているため、レイドでも活躍してくれる可能性が高いからです。
昨年は台南での開催でしたが今回は台北なので、日本からはより簡単に行くことができます。
もうこれは絶対に行くしかないでしょ~、というわけでイベント開催の告知を知るとすぐに台湾行きを決意しました!
台湾行きの準備
昨年は台湾行きを決めたのが遅かったせいで、比較的安い航空チケットだと深夜に台北へ到着する便しか選択肢がありませんでした。
深夜の桃園国際空港で寒い思いをしながら、ロクに仮眠もできなかった昨年の苦い記憶が蘇ります・・・
今回はそのような事は避けたいし、寒さ対策で余計な服を持っていき荷物が重くなるのも嫌だったので、とにかく飛行機のチケットだけは早く予約することにしました。
・・・とはいうものの、予約をしようとした時は既にイベント告知から3日ほど過ぎていたせいなのか、はたまたイベント期間に週末が含まれるからなのかは分かりませんが、ちょうどイベント期間前後の航空チケットは結構売れていて、もう高いものしか残っていません!
仕方ないので、イベント開始より数日前の平日に日本を出発し、イベント終了から数日後の平日に帰ってくるというスケジュールの航空チケットを予約することにしました。
この方が飛行機代を安く抑えることができるので、ここで浮いた分はホテルの宿泊代に回します。
どうせトータルで同じような金額を使うなら、少しでも長く台湾に滞在するプランに切り替えようという訳です。
こうして航空チケット代とホテルの宿泊代との兼ね合いで旅行期間を試行錯誤した結果、10月1日~11日までという長期滞在のスケジュールとなってしまいました(笑)
とりあえず飛行機とホテルは抑えたので、これでもう安心です。
悠遊カードは昨年ゲットしたキキララデザインのカード(笑)があるし、現地で使うSIMカードについても成田空港で買えることがあらかじめ分かっています。

昨年購入した悠遊カード
去年の台南イベントに行ったお陰で台湾旅行の経験値も上がっているので、旅行の準備についてはそれほど苦労しませんでした。
いよいよ台湾へ出発!
昨年の経験があるぶん余裕をかましすぎてしまい、ノートPCの設定(現地でも仕事ができるようにするため)や荷物の準備などを直前までやらなかったせいで、出発前日は結構バタバタしてしまいました(笑)。
そして、やや寝不足気味で迎えた出発当日、少し早めに家を出て成田空港へと向かいました。
空港へ到着すると、昨年と同じように台湾で使用するSIMカードを購入するため、空港内のショップに行きました。
・・・しかし、ここで問題発生!
ここで買えるSIMカードは5+1の計6日間使えるのですが、今回は11日間の滞在となるので、これ1枚では足りません。
このSIMカードを2枚買うか、あるいはもし可能なら期間を延長してもらう必要があります。
ですが、ここで買えるのは1人につき1枚のSIMカードのみで、しかも期間延長もできないことが判明!
仕方ないので、ここではSIMカードを1枚だけ購入し、あともう1枚は現地でどうにかして手に入れることにしました。
さらに、ここでもう一つ問題が!
台湾到着時にスマホのSIMカードを入れ替えるためのSIMピンを忘れて来てしまいました!
やはり、前日にドタバタと準備すると何かしら忘れてしまうものですね・・・
昨年もピンを持って行かなかったのですが、その時はたまたま書類を束ねるクリップがあったので、それを伸ばし針金状にしてSIMピン代わりとしました。
この時は家のプリンターであらかじめ書類を印刷していたため、そのあとクリップで束ねておいたのです。
ですが今回は、空港へ向かう途中のコンビニで書類を印刷したので、それを入れるためのクリアファイルは用意していたものの、クリップについてはすっかり頭にありませんでした。
まあクリップのひとつくらいはどこかで貰えるだろうと思い、とりあえず空港内の案内所に行ってみました。
そしてクリップを貰えないか尋ねたところ、その場で使う場合に限り貸してはもらえるようでしたが、貰っていくことはできないようです・・・( ´Д`)
クリップをピン代わりにしてスマホのSIMカードを入れ替えるというのは、結構みんなやってる事なんでしょうか?
その案内所では、クリップを針金状にしたものを袋に入れていくつか持っていました。
それにしても、クリップひとつも貰えないとはどういう事でしょうか?
空港のセキュリティ的には、クリップも危険物扱いになってるんでしょうか?
仕方ないので、とりあえずここでクリップを入手することは諦め、こちらも台湾到着後に何とかして入手する事にしました。

出発ロビーへ移動
台湾に到着!
お昼出発のフライトも予定通り運行され、午後3時頃には無事台湾へと到着しました!
わずか1年ぶりの台湾なので、見慣れた空港内を歩いているとちょっとした懐かしさも感じます。
深夜に到着した昨年は、ここで寒さに震えながら仮眠に苦戦したという記憶もまた鮮明に蘇ってきました(苦笑)。
そうした昨年の失敗を踏まえて今年は日中に到着する便を選んだため、この日はすぐに空港から台北市街へ向かうことができます。
それはそれで良かったのですが、逆に今回は出国手続きに時間を取られることになってしまいました。
前回は深夜に到着したので人も少なかったのですが、今回は日中ということで人の数がまるで違います。
出国手続きには大行列が出来ており、結局ここで1時間ほど待たされる事になりました。
やっとの事で出国手続きを終えると、こちらも見慣れた到着ロビーの光景が目に入ってきました。
ここでは、まず昨年のようにATMでクレジットカードを使い、現地のお金を入手します。
また今回はもう一枚SIMカードが必要となるなので、それもここで入手しておきます。
到着ロビーには現地用のプリペイドSIMカードを売っているカウンターがいくつかあります。
色々あってどれを選べば良いのか分からなかったため、とりあえず「中華電信」のロゴが見えるカウンターへ行くことにしました。
中華電信は台湾で最王手の電話会社だそうなので、日本でいうところのNTTのような存在なのでしょうか?
成田で買ったSIMカードもこの中華電信のもので、昨年の台南イベントや宿泊地の高雄でも問題なく使うことができました。
なので、今回も中華電信を選んでおけば間違いないと考え、中華電信のロゴが見えるカウンターを選ぶことにしました。
成田でSIMカードを買った時はパッケージをそのまま渡されましたが、ここではSIMカードの入れ替えと設定をその場でやってくれました。
ちょうどSIMカードを入れ替えるためのSIMピン(クリップ)をどうしようかと考えていたところだったので、これは助かりました!
これでさっそく台湾でもスマホを使うことが出来ます!
ただひとつ気になったのは、ここでセットされたSIMカードは台湾之星(T-STAR)というキャリアのものでした。
良く確認しなかった自分も悪いのですが、カウンターに中華電信のロゴがあったことから、てっきり中華電信のSIMカードかと思っていたのでちょっと騙された気分です。

今回購入した台湾之星(T-STAR)のSIM
まあ、値段は5日間のSIMで300元(約1,050円)と、成田で買った中華電信のSIMカード(5日間+1日分ボーナスで1,400円)より安かったし、通信状態も問題無さそうなので、とりあえずこのままこのまま使って行くことにしました。
(後で気付いたことですが、空港内の別の場所に中華電信のオフィシャルショップがありました。)
こうして、とりあえず現金とスマホは現地でも使える用意ができたので、空港から台北市街へと向かうことにしました。
昨年使った悠遊カードの残高は覚えてなかったので、駅では改札を通る前に悠遊カードのチャージを行うことにしました。
まずは現在の残高を確認すると、何とマイナス5元となっていました(笑)
なお悠遊カードは、残高が足りなくても改札を出ることが可能です。
そのとき残高はマイナスとなり、その分は次回のチャージで支払われるという仕組みとなっています。
去年日本へ帰国するため台北から桃園空港へ向かった際、どうやら残高がマイナスになっていたようです。
今回は500元をチャージしたので、現在の残高は500 – 5 = 495元となりました。

台北駅(台北車站)
電車に乗って台北駅(台北車站)に着いた頃には、すっかり日も暮れかかっていました。
ここで台北市街を少しブラブラしても良かったかもしれませんが、今回は去年よりも長い滞在で日程には余裕があるので慌てる必要はありません。
まだイベントが控えていることもあり、この日は旅の疲れを癒やすためそのままホテルへ直行しました。
イベント会場の下見へ
台湾滞在2日目となる10月2日、本日は「Pokémon GO Safari Zone in New Taipei City」イベントの前日となります。
今回の旅もイベント以外は基本的にノープランなので、今日は丸一日フリーです。
ただ、イベント前ということで体力を温存しておきたかったこともあり、今日はあまり動き回らないことにしました。
そこでこの日は、台北駅からすぐに行けるイベント会場の下見をしてみることにしました。
今回のイベント会場である新北大都会公園は、台北駅(台北車站)から桃園空港行きの電車(桃園MRT機場線)からわずか一駅の三重駅(三重站)にあります。
ちょうど昨日空港から台北へと向かったのと同じ電車で空港方面に戻るだけなので、特に迷う心配もありません。
ただし一つ注意しておきたいのは、三重駅は各駅停車しか止まらないということくらいです。
三重駅を降りると、新北大都会公園はすぐ目の前にありました。
まずビックリしたのは、その公園の巨大さです。
去年の台南イベント会場だった公園もかなりの広さでしたが、今回は明らかにそれ以上です。普通に1周歩くだけでも1時間くらいかかりそうな広さでした。

新北大都会公園
また、見た目はキレイな公園なのですが、ひとつ気になったのは日陰の少なさです。
あの灼熱の横浜イベントからまだそれほど経っていないこともあって、どうしても日陰スポットが気になってしまいます。
この時期の台北はまだ普通に30度くらいの気温となるので、もしイベント期間中も日差しが強い天気となれば、かなり過酷な状況となってしまいそうな予感がしました。
駅周辺を歩き回ってみると、明日のイベント開幕を控え色々な場所で準備が進められていました。
三重駅の構内では、今回のイベント用にガシャポンの機械が多数並べられていました。
もちろんポケモン関連のガシャポンが中心でしたが、中には日本からそのまま持ってきたようなものもありました。

ガシャポンの機械
駅から出て公園方面に出てみると、すでにテントが設営されていたり、遠くにはステージやポケモンのオブジェっぽいものも見えました。

イベント準備中の公園内
ここでポケモンGOを起動してみると、何とイベント用と思われるポケストップが既に会場内に現れていました!
さすがにヘラクロスはまだいませんが、復活したメモリーレーンのポケストップや、これまで見たことのないチームエンブレムのポケストップがあるのを確認できます。
こないだの横浜イベントとはまた違ったものとなっていそうで、明日のイベントに向けてテンションが上がってきました!

イベント前日のニアバイ画面
イベント会場の下見を終えたあとは、台北駅に戻って周辺を少しブラブラすることにしました。
ここで、少し気になったのが靴の様子です。
昨日は慌ただしく家を出てしまったこともあって、適当な靴を履いてきてしまったのですが、その靴底に少し隙間が出来ていました。
急に靴底が剥がれるということは無さそうですが、万全の状態でイベントに望みたかったので、念のため瞬間接着剤で補強しておくことにしました。
馴染みのない台湾で瞬間接着剤を探すのはひと苦労しそうなところですが、ここで去年の経験が生きてきます。
去年の台南イベントで高雄に滞在していた際、ダイソーがあったことを思い出しました。
高雄にもあるのだからきっと台北にもあるだろうと思い、スマホで調べてみるとあっさり見つかりました!
台北のダイソーは、中山駅(中山站)の近くにありました(ちなみに、台北駅近くにもう1店舗あります)。
中に入ると、そこはまさに日本のダイソーとそっくりです!

台北のダイソー
各商品49元(約170円)と日本より少々割高ですが、日本のダイソーと同じものが台湾でも売られていました。
もちろん、瞬間接着剤も売っていたので迷わず購入しました!

台北のダイソー店内
ダイソーの近くには三越もあり、ちょうど日本フェア的なイベントをやってました(三越も、台北駅近くにもう1店舗あります)。

台北の三越
せっかくなのでちょっと様子を見てみようと中に入ると、エスカレーターのフロア案内には「少女青春館」とか「都会流行館」といった説明が。
中国語の会話はサッパリですが、こうして漢字から何となく意味が想像できるのはありがたいです(笑)。
イベントフロアでは日本風の屋台ブースが並んでいて、いわゆる物産展のような雰囲気でした。

台北の三越店内
三越のすぐ近くには中山駅があるのでこのまま電車に乗っても良かったのですが、ここはせっかくなのでポケ活をしながら歩いて台北駅へと向かうことにしました。
台北駅に着いたのはちょうど18時前で、レイドアワーがもうすぐ始まろうとしていました。
日本とは1時間の時差があるので、日本から1時間遅れてのスタートということになります。

台北駅でレイドアワー
台北駅でレイドアワーを終えると、今日も明日に備えて早めにホテルへと戻りました。
明日からは、いよいよイベントが始まります!
【ポケモンGO】台湾イベント『Pokémon GO Safari Zone in New Taipei City』に行ってきた(イベント前半編)に続きます。
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