楽天カードのポイントサービスが改悪に!

楽天カードからサービス改悪の通知が!

9月20日に、”「楽天カード利用獲得ポイント」に関する変更のご案内”というメールが楽天カードから届きました。
そのメールによると、

「楽天カード利用獲得ポイント」に関する変更についてご案内をさせていただきます。

11月ご利用分(※1)の「楽天カード利用獲得ポイント」進呈より、今後下記ご利用分がポイント進呈の対象外となります。

【対象外となるご利用】
・nanacoクレジットチャージ
・モバイルSuica(※2)
・モバイルSuica年会費
・モバイルSuica(Apple)(※3)
・スマートICOCA(※4)

※1 2017年10月31日(火)以前のご利用分でも2017年11月5日(日)時点で楽天カードに売上情報が届いてないものはポイント進呈対象外になります。
※2 モバイルSuicaご利用分には、電子マネーへのチャージのほか、モバイルSuicaで購入されるモバイルSuica特急券・定期券・Suicaグリーン券なども含まれます。
※3 モバイルSuica(Apple)ご利用分には、モバイルSuicaからApple Payでチャージする電子マネーのほか、モバイルSuica(Apple)で購入されるモバイルSuica特急券・定期券・Suicaグリーン券なども含まれます。
※4 電子マネーへのチャージのほか、ICOCA発行再発行等も含まれます。

とあります。

なんと、nanacoクレジットチャージがポイント対象外に!

これは、個人的に痛い改悪です。( ´Д`)
というのも、僕はこれまで税金や公共料金などを支払う際は、

  1. nanacoの会員サイトにて、楽天カード(JCB)からnanacoカードへクレジットチャージ
  2. セブンイレブンのATMで「センターお預り分」を受け取り(1で行ったクレジットチャージをnanacoカードの残高に反映)
  3. チャージしたnanacoカードで税金・公共料金を支払い

という手順で行っていました。

少し手間はかかりますが、このように税金や公共料金など(国民年金保険料・健康保険料、固定資産税、所得税、住民税、自動車税などを含む)をコンビニ払いとすることで、楽天スーパーポイントを獲得することが可能でした(JCBの楽天カードのみ可能)。
しかし今回の改悪により、2017年11月以降はこの方法が使えなくなってしまいます。

楽天カードの代わりとなるものは?

毎年支払う税金や公共料金などは合計すると結構な額となるので、少しでもポイントを貯めて節約したいところです。
そこで、引き続き税金や公共料金などの支払いでポイントを得られる方法がないか調べてみました。

  1. 直接クレジットカードで支払う
  2. 別のクレジットカードでnanacoカードへチャージする
  3. WAONを利用して支払う

とりあえず、上記3つの方法が代替案として使えそうです。
ですが、先に結論からいうと、これらはどれも一長一短があります。

直接クレジットカードで支払う

まず1の方法ですが、直接クレジットカードで支払うため、もちろんその際はカードのポイントが付きます。
しかし、税金(国税)のクレジットカード納付には「国税クレジットカードお支払サイト」での納付手続きが必要となります。
さらに、この方法では1万円ごとに82円の決済手数料が取られてしまいます。
つまり、0.82%のマイナス分を上回るポイントがもらえるカードでないとお得にはなりません。

また、その他の税金や公共料金などもクレジットカードで支払うにはYahoo!公金支払いを利用する方法がありますが、こちらも決済手数料がかかる、対応している地方自治体が限られる、などといった問題があります。

別のクレジットカードでnanacoカードへチャージする

次に2の方法ですが、nanacoカードへのクレジットチャージで現在でもポイントが付くカードは以下のものがあります。

  • リクルートカード(1.2%)
  • Yahoo!JAPANカード(JCBのみ1.0%)
  • セブンカード・プラス(0.5%)

※カッコ内は還元率

これらは現在でもポイントが付与されますが、今回楽天カードで廃止された以上、他のカードでもいつポイント付与が廃止となってもおかしくありません。
唯一、引き続き使えそうなのはセブンカード・プラスですが、還元率は0.5%と、楽天カード(1.0%)の半分となってしまいます。

なお、リクルートカードとYahoo!JAPANカードは年会費無料ですが、セブンカード・プラスは年会費500円がかかるという点にも注意が必要です(ただし、年間支払額が合計5万円以上の場合は無料)。

WAONを利用して支払う

次に3の方法ですが、WAONチャージでポイントが付くクレジットカードは以下のものがあります。

  • イオンカードセレクト(1.0%)
  • JALカード+JMB WAONカード(ショッピングマイルプレミアム加入時1.5%)

※カッコ内は還元率

イオンカードセレクトでは、WAONにチャージする際にも0.5%のWAONポイントが付与されます(通常のイオンカードでは、チャージの際にはWAONポイントが付きません)。
JALカード+JMB WAONカードの場合は、JMB WAONクレジットチャージの際に1.0%のJALマイルが付与されますが、ショッピングマイルプレミアムに加入している必要があります(ショッピングマイルプレミアム未加入時は0.5%)。

さらに、WAONでは決済時にも0.5%のWAONポイント(JALカードではJALマイル)が付与されるので、イオンカードセレクトの還元率は合計1.0%(通常のイオンカードでは決済時の0.5%のみ)、JALカードの還元率は合計1.5%(ショッピングマイルプレミアム未加入時は合計1.0%)となります。

なお、イオンカードセレクトの年会費は無料ですが、JALカードの場合は年会費(2,160円~)が必要となります(カードの種類によってはショッピングマイルプレミアムにも料金がかかります)。

この方法のデメリットとしては、WAONで支払い可能なコンビニがミニストップしかないという点です。
セブンイレブンと比較すると店舗数が限られてしまうので、どうしても利便性は落ちてしまいます。

まとめ

以上のように、税金や公共料金などの支払いでポイントをもらう方法はまだいくつか残されています。
しかし残念ながら、これまでの「楽天カード&nanacoカード」に匹敵するようなサービスは無いというのが現状です。
したがって、今後はメリット・デメリットを考慮した上で、上記のいずれかより自分に合った方法を選んでいくしかなさそうです。

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